転職を繰り返すと退職金が不利になる
退職金には規定があり企業ごとに設定方法が違いますが、一般的に勤続年数が3年を超えれば退職金の支給をする企業が多いです。
なぜかと言うと、企業としてはできるだけ長く勤めて欲しいと思います。ですので、3年以上勤続しないと退職金を払わないといったり、もっと長く勤めると退職金の支給額の掛け率が上がったりするんです。
では、例を挙げて考えましょう。
A君は29歳、Bさんは29歳
A君はやりたい仕事が見つからないと言って転職を繰り返しています。
22歳で1社目に入社してわずか1年で退職しました。
23歳で2社目に入社したが、上司と喧嘩をして1年で退職しました。
24歳で3社目に入社したが、他にやりたいことを見つけて2年で退職しました。
26歳で4社目に入社したが、残業がキツくて2年で退職しました。
28歳で現在の会社に入社したが、勤務地が遠いので転職を考えている。
Bさんは今の会社で充実した生活を送っています。
22歳で現在の会社に入り、入社7年目ですが、もっとスキルを上げたいので転職を考えています。
ではA君は退職金を貰えるのでしょうか?
答えは限りなく『NO』です。もし貰えたとしても金額はわずかでしょう。
ではBさんの場合はそうでしょうか?
Bさんは7年働いたので、退職金はほぼ間違いなく支給されるでしょう。
7年働いていると掛け金も上がっている場合も多く、企業によってはそれなりの金額を支給されると思われます。
A君もBさんも働いている期間は変わりません。それなのにA君は退職金を貰えなくてBさんは貰えます。
どちらのパターンが得か、転職する前にもう一度よく考えてみてください。
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